気仙沼の風景を革色に乗せて
私たちのサメ革は宮城県気仙沼で水揚げされるヨシキリザメを原料としています。
世界三大漁場の一つである三陸・金華山沖のある宮城県は国内サメ漁獲量の約50%を占め全国シェア1位、そのうち90%以上が気仙沼で水揚げされます (※2021年9月現在の最新データに基づく) 。気仙沼は江戸時代から続くサメ文化を守り、持続可能なサメ漁業を現在に至るまで続ける世界有数の“サメの町 ”なのです。
そんなサメの町である気仙沼には美しい景色が沢山あります。
その雄大な自然から着想を得て、世界最高品質と評されるサメ革を染め上げました。
色は、青・赤・緑・黒の4色。
それぞれの色に、名前と着想に繋がる気仙沼の風景があります。
港町である気仙沼を象徴する豊かで力強い海の美しさをイメージした青色、青海(あおうみ)。
紅い花で染め上げたような深みのある伝統的な赤色、真紅(しんく)はツツジの名所である徳仙丈山から。
気仙沼の山は海の青さを含んだ優しい山の色合い、特に雨上がりの表情は印象的だ。雨に濡れて光を反射する美しい緑色、山翠(さんすい)。
すっと風が止み、穏やかな海の波と月明かりに包み込まれるような優しさを感じた静かな夜の海は黒色、夜凪(よなぎ)に。
いずれも私が気仙沼で心を動かされた風景をイメージしました。
革の色に採用したのは「アトリエシャークを通じて東北・気仙沼に想いを寄せるきっかけが生まれれば…」と願ったからです。
冒頭でも触れましたが、気仙沼は日本一のサメ水揚げ量を誇り、サメの町として名を馳せます。一方で2011年の東日本大震災ですべてを津波で流された被災地でもあります。私は震災当時から復興応援に携わっていますが、今もまだまだ復興に向けて歩みを進めている途上段階です。
そんな中、明るい未来を信じて前へ前へと向かう現地の人の姿勢に、いつも力をもらうばかりの私。そんな私ができること。それは土地の魅力を伝え、微力であっても復興に長く貢献することだと信じています。そのきっかけになれれば、これほど嬉しいことはありません。
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執筆:サメ兄さん(アトリエシャーク代表:時井 勇樹)
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